NISA

つみたてNISAの特徴!


こんにちは、今回はNISAの制度の1つである、つみたてNISAについて書いていきます。

 

 

NISAには現在、以下の3つの制度があります。

 

 ・一般NISA

 ・つみたてNISA ※今回説明

 ・ジュニアNISA

  

NISAは、2014年にスタートした少額から投資を推進するための非課税制度のことです。

 

通常、投資により得られる収益には約20%の税金がかかりますが、その税金が免税されます。

 

 

課税口座
(一般口座、特定口座)
NISA口座
  投資額  100万円  100万円  
収益50万円50万円
税率約20%なし
税金10万円なし
資産140万円150万円

 

 

つみたてNISAは、2018年から始まったNISAの中の1つの制度です。

 

長期・積立・分散投資が目的で、対象商品は投資信託に限定されています。

 

比較的リスクを抑えた運用となるため、投資初心者の方におすすめな制度となってます。

 

投資初心者のわたしも、現在つみたてNISAを利用して資産運用を行っています。

 

 

つみたてNISAの特徴ですが、つみたてNISA口座を通じて購入した金融商品から得られる収益に対して

 

税金が最長で20年間かからないありがたい制度です。

 

 

つみたてNISAの非課税期間

 

 

 

  利用できる人   日本に住んでいる20歳以上
   口座を開設する年の1月1日の年齢
   一般NISAと併用不可、どちらか一方を選択
非課税対象 一定の投資信託から得られる分配金や譲渡益
口座開設 1人1口座
金融機関 1年単位で変更可能
   変更したい年の9月末までに金融機関で変更手続きが必要
   ただし、変更したい年に金融商品を購入している場合、変更は翌年 
NISA口座種類 1年単位で変更可能 (一般NISA⇔つみたてNISA)
   変更したい年の前年10月から12月の間に金融機関で変更手続きが必要 
   ただし、変更したい年に金融商品を購入している場合、変更は翌年 
非課税投資枠 年間上限40万円、合計上限800万円
   未使用枠があっても翌年以降に繰り越すことはできない。
非課税期間 20年間
   期間満了時は、売却、課税口座へ移すの2つ (ロールオーバー不可)
投資可能期間 2018~2042年
   2042年に購入した金融商品は2061年まで非課税。

 

 

他にも特徴というか注意点として、、、(基本的に一般NISAと同じですが)

 

 

つみたてNISA口座の金融商品が値下がりして損失がでた場合に、他の課税口座の金融商品の収益との

 

相殺(損益通算)はできない

 

例えば、課税口座AとBを持ってて、課税口座Aで-10万円、課税口座Bで+10万円となった場合には

 

合算して損益無(±ゼロ)とすることができ、収益がないため税金は発生しません。

 

しかし、つみたてNISA口座で-10万円、課税口座で+10万円となった場合には、

 

つみたてNISA口座の-10万円は無視され、課税口座の+10万円に約20%の2万円税金がかかります。

 

 

課税口座の金融商品をつみたてNISA口座には移せない。

 

つみたてNISA口座から課税口座へは移せます。

 

また、つみたてNISA口座の金融商品を、他の金融機関のつみたてNISA口座には移せない。

 

 

投資信託の分配金は、株式数比例配分方式のみ非課税となるため注意!

 

ちなみに、配当金や分配金の受け取り方法は4通りあります。

 

配当金領収証方式 発行会社から郵送される配当金受領証を、ゆうちょ銀行などの窓口まで 
 持参して配当金を受け取る方法
株式数比例配分方式 配当金を証券会社の口座で受け取る方法
一括振込方式
(登録配当金受領口座方式)
 配当金を指定の銀行預金口座などで受け取る方法
 ※保有するすべての株などの配当金を受け取る
個別銘柄指定方式 配当金を指定の銀行預金口座などで受け取る方法
 ※保有する銘柄ごとに手続きができる

 

 

つみたてNISA口座内で、投資信託の普通分配金を使って、同じ投資信託商品を追加で購入する場合、

 

非課税投資枠を使います。また、保有している金融商品を売却して、新たに別の金融商品を購入する

 

場合も非課税投資枠を使います。非課税投資枠は再利用できないため要注意です!

 

 

非課税投資枠

 

 

つみたてNISAの目的である、長期・積立・分散投資のメリットですが、

 

 ・長期:長期の運用で金融資産が元本割れするリスクを低くできる。

 ・積立:定額の積立で金融資産の値動きに対して購入単価を安くできる

 ・分散:複数の資産に投資することで金融資産の値動きのリスクを低くできる。

 

これは、つみたてNISAに限ったことではなく、投資自体に言えることです!

 

 

長期-

長期投資のメリット
(出典:金融庁HP)

 

積立-

積立投資のメリット
(出典:金融庁HP)

 

-分散-

分散投資のメリット
(出典:金融庁HP)

 

 

一般NISAとつみたてNISAを比較すると、、、

 

   一般NISA     つみたてNISA  
  利用できる人  20歳以上20歳以上
年間投資上限120万円40万円
累計投資上限600万円800万円
非課税期間5年20年
対象商品株、投資信託一定の投資信託
投資方法なし定期購入
投資可能期間2014~2023年2018~2042年
ロールオーバーできるできない

 

 

 

まとめ・感想

 

 

つみたてNISAは、日本に住んでる20歳以上の人が利用でき、年間最大40万円、累計最大800万円まで

 

投資信託から得られる収益に約20%の税金が20年間かからない制度です。

 

投資可能期間は2042年までなので、2023年までに始めれば、最大800万円の金融資産の収益に対して

 

20年間非課税で運用できますね!

 

一般NISAとどちらを利用したらいいかは投資方針によって決めた方がよいですね!

 

現在、まとまった資金がなく一般NISAの非課税投資枠の年間120万円を使い切れない人や、

 

長期で資産運用したい人は、つみたてNISAはよいかもですね!

 

 

では、またー!!

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